PNBの記事より
DMM.comは4日、オンライン診療プラットフォーム「DMMオンラインクリニック」で早朝と深夜の診療受付時間を拡大し、24時間対応可能になったとした。
驚くのはこれまでの診療件数が55万件を超えたということで、23年の年間診療件数は22年と比べて約6倍に増えたということだ。
同様のオンライン診療サービスを行う「LINEドクター」も、実数は公表していないものの昨年同月比で約2倍に伸びたと発表している。
オンライン診療は、2018年4月から保険適用になり、診療報酬として、「オンライン診療料」や「オンライン医学管理料」などが新設されている。
診療項目は、特に男性AGA（男性型脱毛症）、メディカルスキンケアが大きく伸びているということだが、ほかにもホームページでは、女性AGA、ED・早漏防止、メディカルダイエット・肥満症、飲む日焼け止め、メディカルアイラッシュ、不眠症・睡眠障害、インフルエンザ予防、性感染症、花粉症、ドクターズコスメ、ピル、アフターピル、生活習慣病などを掲げている。
薬局業界では処方箋依存からの脱却が叫ばれている中、現在オンライン診療で行われている診療内容は本来薬局で行われてもよいような内容がほとんどなのではないか。
であるならば、薬局側もその対応に必要な体制の準備を急ぐべきだし、制度面においても薬局で行うことが可能になるような活動を今からでも取り掛かるべきではないだろうか。
comments