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薬局DXニュース解説

2024.03.15

自動販売機でのOTC薬販売 人材不足の現状とオンライン化に必要性

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内閣府がとりまとめる「地域・社会課題の解決に向けた規制・制度改革に係る提案」の中で、愛媛県今治市と高知県黒潮町は自動販売機でのOTC医薬品販売を提案していた。

OTC薬の自動販売機を規制・制度改革で提案
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/di/trend/202403/583523.html

日経DI onlineの記事です。

愛知県今治市と高知県黒潮町が自動販売機でのOTC薬の販売を提案していることが判明しました。

いずれの地域も共通している課題は「薬剤師不足」です。
現在薬剤師は30万人いるとされていますが、地域差が激しく相変わらず薬剤師が不足している地域は多くあります。
Amazonなどのオンライン販売もある一方で、高齢者の方々にとってはまだまだオンラインは普及していない現状があります。

この内容について、地方公共団体や規制所管省庁からのヒアリングを実施し、必要である場合は国家戦略特区の指定を行う予定とのことですが課題は多くあります。
例えば
自動販売機で適切な管理ができるのか
使用者への注意喚起や乱用防止策はどうするのか
等が挙げられます。

いずれにせよ不足している人材を補うことは難しく、それよりも自治体から住民に対してオンライン化を浸透させて、適切な指導の上の販売を徹底する形が望ましいでしょう。
【参考】2022年5月に大正製薬が東京・JR新宿駅構内に実証実験として設置したOTC医薬品の自動販売機(本文のものとは関係ありません)

【参考】2022年5月に大正製薬が東京・JR新宿駅構内に実証実験として設置したOTC医薬品の自動販売機(本文のものとは関係ありません)

(同上)

(同上)

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