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薬局DXニュース解説

2024.03.11

日薬新会長に岩月氏を選出 惰性の10年を払拭できるか?

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3月10日の日本薬剤師会臨時総会で行われた次期会長選挙で岩月氏が次期会長候補に選出された。

3月10日の日本薬剤師会臨時総会で行われた次期会長選挙で、岩月氏が決選投票で安部氏を破り、次期会長候補に選出された。正式な就任は6月の総会となる。
速報【日本薬剤師会次期会長候補者選挙】岩月氏が勝利

何でも取り組む姿勢が大切

岩月氏は、立候補に際し「国民減少と財政難で薬剤師の仕事が減る中、様々な手段を講じてみんなが食べていけるようにしたい」と語った。
具体的には、米国の民間医療保険の参入などに備え、広い視野を持つ必要があると指摘。大手ネット通販の処方箋参入の懸念にも言及し「やられてから対応するのは防戦的だ」と主体的な行動を促した。
国に対しては、調剤報酬改定で薬価差益を活用してきたが「本来財源を用意するべきだった」と批判。外来患者がピークを迎える2025年に向け「若い世代に夢を持たせるためにも、何でも取り組む姿勢が大切」と力を込めた。

惰性の10年を払拭できるか?

岩月氏の当選は、これまでの日本薬剤師会の体質転換を求める声の表れとも言えるだろう。現会長の長期政権下で、薬剤師を取り巻く環境は大きく変わったにもかかわらず、日薬の対応は不十分との指摘が多かった。「惰性の10年」と批判する声さえあった。
こうした中で岩月氏には、変革への強い期待が寄せられている。立候補時の熱い訴えからも、現状に危機感を持ち、果敢に取り組む姿勢がうかがえる。
しかし、道のりは決して平坦ではない。薬剤師業界を脅かす課題は山積しており、思い切った改革に伴う反発も予想される。
現会長の長期政権下で蔓延した「惰性」を払拭し、医療をめぐる環境変化に迅速に対応できるか。岩月体制の舵取りが注目される。薬剤師の将来を見据えた抜本的な改革が望まれるところだ。
次期会長候補者選挙に当選した岩月氏、勝因問われ「変えたいという気持ち」と回答
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