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薬局DXニュース解説

2024.02.16

LINE再び個人情報漏洩、医療分野で使用例も・・・

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LINEアプリからの個人情報漏えいが頻発している。LINEを医療業務用途で使うことのリスクは高い。

LINEで従業員の顔写真など5万7000件漏えい可能性…韓国委託先でアカウント不正利用か
LINE情報流出が拡大 新たに従業員データ流出か 7万9000件
〝何度目だ〟LINEの安全性に疑念 情報流出拡大、新たに最大7万9000件か 社内連絡用のメールやシステムから漏洩 
LINEの個人情報漏洩事件は、日本社会に大きな衝撃を与えました。LINEは、日本国内で最も利用されているコミュニケーションアプリであり、個人情報の漏洩は、多くのユーザーのプライバシーを侵害する重大な問題です。

医療分野では、患者の個人情報や病歴、診療記録など、センシティブな情報を扱います。これらの情報は、漏洩すると患者のプライバシーを侵害するだけでなく、医療事故につながる可能性があります。

また、LINEはマルチアカウントという思想がないため、スタッフ個人スマホで業務利用していた場合、患者情報などを個人のグループに誤って投稿してしまうなど人的ミスもありえます。

LINEのような民生用のツールを医療業務用途で使うと、これらのリスクが高まります。そのため、医療分野では、LINE以外の、医療業務に特化したツールを利用するべきです。

この事件は、医療分野においても、大きな警鐘を鳴らすものです。手軽さゆえに薬局や診療所、病院では、医療者間のコミュニケーションツールとして一部で使用されているケースも多いでしょう。扱う情報は患者の病態や診療内容など、個人情報よりもセンシティブな情報です。

LINEは、民生用のツールであり、サーバーが海外に置かれていたなど、運用上問題が指摘されています。そのため、特に医療分野においては、LINEのような民生用ツールを業務用途で使用することはリスクが高いと指摘されています。
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