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薬局DXニュース解説

2022.12.19

H2ブロッカーに郷愁を感じつつ、DXを願う

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代謝から考えるH2ブロッカーとPPIの調剤【まい薬局 平野道夫】
薬剤師Onlineさんの記事からです。

《第5回》代謝から考えるH2ブロッカーとPPIの調剤【まい薬局 平野道夫】
https://yakuzaishi-online.com/column-hirano-mai-pharmacy-5/


個人的なことで申し訳ありません。いたって懐かしい医薬品なのです、H2ブロッカー。
自分が社会人としてスタートした業界は、実は外資系の製薬会社でした。

その会社が当時メインで扱っていたのが、H2ブロッカー。そして私は文系卒でしたから、入社後数か月間の集合研修で詰め込まれた薬学的知識はある意味新鮮で、シェイのバランス説なんかを教わったのを今でもよく覚えています(ピロリ菌はまだ因子のひとつとして確定していなかった時代!)。

さて、この平野先生の記事ではH2ブロッカーやPPIの代謝が語られています。H2ブロッカーとPPI、H2ブロッカー同士の特徴を具体的にエビデンスベースで語られていて、とても興味深く拝見しました。普通に暮らしていると、薬剤師さんがこんなに注意を払っているとは気が付きませんよね。

現代ではこのような地道な薬剤師さんを支えるべく、病院では特定薬剤投与患者に設定した特定の検査値を自動的に抽出するシステムも上市されています。DXの進展で薬局でも検査値が入手出来て、薬物治療を支える薬剤師さんを下支えするシステムやサービスが、色んなベンダーさんから生まれればと願います。

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