すこしの期間だけですがリハビリ系の病院の手伝いをしたことがあり、短期入院お方が多かったので持参薬管理はほぼ持ち込み薬の活用で対応していました。この方法は実はメリットしかありませんでした。
メリット
・退院後も薬が変わることなく服薬が継続できること
・新規採用医薬品での不良在庫が無い
・なによりも入力間違いでのインシデントが起こらない
デメリット
・管理する看護師さんからは不評
・預かった薬を紛失する可能性
・何を飲んでいるかの薬剤師による確認作業は変わらず
現行の病院のシステムでは患者さんがレアな医薬品を服用している場合は仮採用医薬品が無限に増えていくという悪循環であるのに対して、短期の入院に限って言えることは実にエコロジーなシステムであると感心したことを記憶しています。
まとめ
持参薬管理にも患者の処方情報の利活用 特に電子処方箋のサーバーに入っている情報を読み取って院内のカルテに自動転記できるような仕組みがあれば、院内の持参薬鑑定団を解散しても良いということになります。
なかなか進まない電子処方箋ですが隠れたメリットは多いという事ですね。
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