「JAHIS電子処方箋運用における薬局レセコンと電子薬歴システムの連携仕様書 Ver.1.0」が正式公開されました。
これまで、電子薬歴からレセコンに情報を伝達する取り決め(連携仕様)が無かったため、特に電子薬歴分離型(電子薬歴専門メーカー)を使用している場合に下記のような課題がありました。
・電子薬歴から「オンライン資格確認」の情報を参照できない
・調剤した結果をレセコンに再度入力しないと「オンライン資格確認」にアップできない
この連携仕様をもとに、今後、メーカー各社が開発を行うことで、電子処方箋の有効活用、薬局内システム間の連携・向上が期待されます。
【本仕様書の目的】
①レセコンから電子薬歴への情報共有方法の定義
②電子薬歴からレセコンへの調剤結果情報作成に必要なデータセット項目の定義
本仕様書は、電子処方箋運用における薬局内システム間の共通的な連携仕様を構築することを目的とし、調剤システム委員会 調剤標準化分科会が連携方法やデータセット項目の検討を行い、技術文書としてまとめたものである。
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