健康経営の実態を調査|効果を実感した施策の最多は「健康診断のデータ化」も、62%の企業が未導入
エムスリーのプレスリリースより。
企業の「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することで、企業が健康投資を行うことで、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されている。健康経営は、日本再興戦略、未来投資戦略に位置づけられた「国民の健康寿命の延伸」に関する取り組みの一つでもある。
エムスリーは「病気になってから治療を行うこと」にとどまらず、「そもそも病気になることをできるだけ予防する」という「ホワイト・ジャック・プロジェクト」や、健診結果や勤怠データ、ストレスチェック、といった従業員の健康に関するデータを一元管理する「ハピネス パートナーズ」という従業員健康管理クラウドサービス、健診結果や生活習慣を元に生活者の余命と健康スコアを予測する健康指標「エビスライフ:EBHS (Evidence Based Health Score)Life」を展開し、企業の健康経営をサポートしているということだが、それらの領域は薬局の未病、予防領域と重なるものなので、どこかでコラボできないものかと考えてしまう。
6万軒以上ある薬局インフラがこのような取組みとコラボ出来にくい理由の一つに、薬局側の業務受付窓口の問題があるように思う。そういう視点で薬局ガバナンスを見直す必要があるのではないか。
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