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薬局DXニュース解説

2024.04.10

シン・ロボット開発競争は〝癒し〟がキーワード!

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ソニーグループ株式会社とエムスリー株式会社は、自律型エンタテインメントロボット"aibo"(アイボ)を医療機関に無償提供するaibo医療機関支援プロジェクトにおいて、医療・ヘルスケア領域における貢献や活用に関する調査結果を公開した。

ソニーの「aibo」、医療現場での患者や職員の癒しなどで貢献--リハビリ活用にも可能性
ソニーの「aibo」、医療現場での患者や職員の癒しなどで貢献--リハビリ活用にも可能性 https://japan.cnet.com/article/35217226/

CNET Japan さんの記事からです。

〝ロボット〟に対して抱くイメージは、一般的に多くの西洋人が恐れやライバル関係などネガティブなことが多いのに対して、日本人のそれは正義の味方や友だちなど、ポジティブや温かいものだったりするとよく言われます。

その傾向は映画やアニメにもあらわれているようですが、ここには普段は豊かな自然に恵まれている点と、その反面、自然災害が多く協力しあって生きることの方が合理的だったという環境が育んだ民族性が影響しているのかも知れません。

おそらく、、、

こうした日本人固有の民族性が生み出したロボットと用途開発が、この記事で触れられている〝aibo〟による医療現場での〝癒し〟提供のプロジェクトなのだと思います。

そのアウトカムの素晴らしさについては、ぜひリンク先の記事本文をご覧ください。

ただ、この〝癒し〟という新しいロボットの用途を着想したのは〝aibo〟が初めてではなく、実はGROOVE X社が明らかに先輩なのです。https://groove-x.com/

G社が送り出す先輩〝癒し〟ロボットの名は、〝LOVOT〟。その愛くるしさは、ユーザーやモニターになった方々の多くを、それこそ虜にしているそうです。

既に何年も前から〝癒し〟領域では色々な機関と研究を進めており、既にいくつもの報告が発表されていて、なかには人との絆を深めることを示唆(オキシトシン分泌量が対照群比増加)するなど、主観的な幸福度などに留まらないアウトカムも出ています。
https://lovot.life/blog/article/gxy47zhrn/

これらの〝癒し〟ロボットの妙は、G社によれば〝役立たない〟ことだそうです。とかく人は機械を役立つ方向にばかりふった開発競争をしてきましたが、それだけでは人は幸せにはならないことに気づき始めたらしい。

そこに〝シン・ロボット〟の開発競争が語り掛ける次代のカギがあるようです。
エンタテインメントロボット"aibo"(アイボ) 医療・ヘルスケア領域における貢献や活用に関する調査結果を公開

エンタテインメントロボット"aibo"(アイボ) 医療・ヘルスケア領域における貢献や活用に関する調査結果を公開

引用元: ソニーグループ||プレスリリース

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