100年前にどんな災害が起きたのか 関東大震災の全体像を振り返る
さて、医療機関や薬局の防災対応はどうなっているでしょうか?
災害拠点病院はBCP(BUSINESS CONTINUITY PLAN:業務継続計画)の策定が必須で100%出来ていますが、残念ながらその他の医療機関・薬局の策定は3割程度で十分とは言えません。
今は新興感染症対策はもちろんサイバーテロ対応型のBCPも追加していないと不適とされてしまうご時世ですので、どうぞ策定・見直しを進めて下さい。
薬局での事例ですが残念な事例を示します。
・参集・安否連絡 報告はFAXで行う → FAXは電源喪失時や通信途絶時には使えません
・災害対策本部長の家が一番薬局から遠い → 参集可能な5キロ圏内にいる役職者が優先
・緊急連絡先が薬局の代表電話またはメールアドレス → 薬局が被災したら行方不明者扱い
防災DXは「薬局のあたりまえ」を異なる視点で見ることが重要です。防災の日に是非いろいろなことを見直してみてはいかがですか?
comments