ネット使う高齢者、コロナ前の20%から50%に急増…医療機関や病気の症状調べる
記事の通りで、インターネットの情報は若い人やネットが得意な人だけのものではなく、誰でもアクセスできることが特徴です。しかし検索の方法によっては残念な情報にたどり着いてしまい、医療者の度重なる説明でも聞き入れてもらえない事態をもたらすこともしばしばですね。
良く遭遇する疾患情報=情報量が多い
> 情報量が多ければ質の高い情報もそれなりに存在するが、ノイズが入りやすい
一方めったに遭遇しない疾患情報=情報量が少ない
> 情報量が少ないのでノイズが入りにくいが、闘病記のような個人の医療の経験談のような引用になりがちで、参考にできるかどうかは難しい。
インターネットの医療情報も即時性はあるのですが、信頼性においてはイマイチのところがあり、どういう情報が良いのかも含めて患者さんに説明できるようにしておきましょう。
1)記事を書いた人の名前が記載 または医療者の監修がはいっている(実名で)
2)出典 文献の根拠が示されている(最近のもの)
3)記事が示された日付が記載
このような情報教えてもらうことで、さらにどのようなアドバイスを続けていけば良いか、見えてきましたね。
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