ローカル5G×ロボット×AIを活用した医療インシデント削減の実証実験を開始 ~次世代薬剤トレーサビリティおよび医療従事者の働き方改革の実現~
群馬大学医学部附属病院を実証実験のフィールドとして、医療インシデントの原因となっている、薬剤の種類の増加に対応する「AI技術を用いた薬剤鑑別」の仕組みの構築ということで、どのくらいインシデントが減り、患者へのメリットが出るのかに期待したい。
また、今回の実証実験において医療従事者が行っていた業務の「ロボット」への代替により、医療インシデントの低減や看護師・薬剤師などの稼働削減をめざすということで、患者はもちろん、医療従事者や病院経営へのメリットも大いに期待したいところである。
これだけ多くの法人が協力して「新たな価値」の創造を目指すのは、DXのひとつの特徴と考える。この実証実験は、Society 5.0の実現を期待させる面白い取り組みであると考えている。
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