保険医療の闇の部分で私たちも困っている事例。湿布薬などヤフオクとかメルカリで転売して換金する事例は過去にありましたが、オークションサイトは出品者のチェックを厳しくしているので、足がつきそうなところには手を出さないようになっていますね。
向精神薬の大量受給問題は過去からありまして、基本的には裏社会で取引をされてしまいます。引用のような件はごくまれでしょう。
不正受給の防止策
1)マイナンバーカードと医療券・調剤券の紐づけ
2)電子処方箋
3)選定療養費
4)一包化
1)での転売等の抑止力はそこまでは強くはないですが、マイナンバーでの確認で薬剤使用履歴が判れば処方側・調剤側双方で対応が可能です。
2)直近の受診状況がわかるので、これは大きな抑止力になります。
3)先発品は高額で取引されやすいので、多少費用負担があっても先発を希望するかもしれませんので、対応をしっかり見届けたいですね。
4)一包化してしまうと再販の価値はほぼ無いでしょう。
そのほか悪用防止のためヒートにマジックで線を入れるなどして渡すなどアナログでも意外と抑止になったりします。どうぞ工夫してご対応ください。
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