厚労省概算要求33.7兆円 社会保障や医療DXの費用計上
2024年度の厚生労働省の概算要求は、驚くべき33.7兆円となりました。
この要求の中で特に注目すべきは、医療のDXに関する取り組みです。他業界に比べて遅れている医療のデジタル化は、日本の医療の効率化と質の向上に不可欠な要素と言えます。
要求の中で目立つのは、「マイナンバーカード」と「健康保険証」を統合した「マイナ保険証」の導入。これにより、患者の情報管理が一元化され、医療機関間での情報共有が容易となります。
さらに、全国で医療や介護に関する情報を共有するためのシステムの整備も進められる予定です。これは、地域医療の充実や患者の安全確保、そして医療の効率向上に繋がります。
また、認知症対策の経費計上も注目です。高齢化が進む中、認知症患者とその家族が安心して相談できる体制の構築や、病気の早期発見・治療の研究が重要となります。こうした取り組みは、高齢者やその家族の生活の質を向上させるものと期待されます。
賃金の上昇や非正規労働者の正社員への転職促進など、労働環境の改善策も盛り込まれています。33.7兆円というこの要求には、医療DXの進行だけでなく、多方面での社会全体の福祉向上を目指す内容が詰まっています。
今後、具体的な予算編成や具体的な改定率が年末までの過程で明らかになる予定です。この大きな動きを、私たちも継続して注目していきたいと思います。
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