リモートMR、医師の賛否分かれる?
https://medical-tribune.co.jp/rensai/2022/1125548218/
Medical Tribune さんの記事からです。
わたしがコメントしているこのサイトは、PHARMACY DX NEWS ですが、製薬業界はひと足先に営業マン自体がDXしつつありますよね。これは随分前から言われていたことですが、医薬「情報」担当者というくらいですから、「情報」のやり取りだけなら、絶対的にDXした方が「迅速」「正確」「記録性」があることは確かです。
でも、ご紹介した記事によると、「利用者のプラスポイントが非利用者のマイナスポイントに」と出ています。
同じ要素、例えば「自分の希望するタイミングで対応を依頼できる」は、「時間にしばられる」となり、「余分な資料をもらう必要がない」は、「資料がデータでしかもらえない」というふうに。
結局、良い面もそうでない面もあるのは世の常で、DXに過度な期待を抱いて依存し切ってもダメだし、そうはいってもDXだからこそ業務自体を変容させることが可能な側面は必ずある。そこを意図的に狙って導入することが肝要なんだろうと思います。
最後にこの調査で救われることをひとつ。
約2倍を数えたリモートMRを利用したことがない医師数のうち、約3割はまだ「リモートMRの存在を知らなかった」とのこと。まだまだ認知度も含めてこれから!というフェーズなのでした。
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