3つの専門人財については、以下のように定義されている
①バイオ人財
中高分子のモダリティに関する知識を持つ人財
②グローバル人財
英語、異文化対応、国際的視野といったグローバルスキルに加えて、業務経験、専門性があり、勤務地に関係なく、グローバル業務を遂行できる専門人財
③DX人財
第一三共グループの各バリューチェーンにおけるビジネス要件と、デジタル、データの双方を理解し、変革マインドを持った専門人財
薬学部にて就職を支援する立場から本記事を読むと社会に求められる人財像が見えて大変参考になる。
グローバル、DX人財の育成には、大学教育改革のをスピードを高める必要があると考えている。そして改革には、様々な立場の人々との人材交流を行い、共に人財育成する必要がある。
記事にある「バイオ」、「グローバル」、「DX」は、日本が国際競争力を維持・向上させるための必須の事項である。もちろん、人口動態を考えれば、臨床において医療・介護を担う人財が不足している問題も解決することが重要だが、減少している18歳人口の中から医薬品開発を支える人財を育成することも大変重要である。
そして、このような人財を育成するには数理・データサイエンス・AI教育教化拠点コンソーシアム(
http://www.mi.u-tokyo.ac.jp/consortium/overview.html)の目的を達成する必要がある。
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