避難所での「オンライン診療」可能に、厚労省が文書改訂…デイサービス施設や学校でも
能登半島地震発災から3週間で医療のニーズが大きく変わりつつある現在ですが、1万4千人の避難者の医療をどうやって平時に戻していくのかが大きな課題のようです。医療人と緊急医薬品を物理的に投入するだけではダメで、仕組みを作っていくことが求められています。そこでようやく避難所でのオンライン診療を可能にするという通知が厚労省から発出されたようなので、感想を書いてみました。
災害医療の課題
１）かかりつけ医の受診機会の喪失
２）かかりつけ薬局での医薬品交付機会の喪失
３）遠隔地への避難による医療情報の中断 これは１）との関連大
地元の医療提供側に求められる努力も相当なものですが、患者側のリテラシーについても5年とか10年ぐらい飛んで未来がやってきた感がありますね。
今まで「対面」「在宅訪問」というアナログな医療が主役であったし、これからもそうなのですが、災害時における医療の継続または医療資源が乏しいエリアでの受診機会という視点からすると「オンライン」という選択肢は緊急避難的な措置ではなく、避けては通れない一本道なのではないかとも感じ取れます。みなさまどう感じましたか？
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