こちらはPHARMACY NEWS BREAKの記事です。
https://pnb.jiho.jp/article/233532
長期品の選定療養、負担割合は差額の「2分の1以下」
次回、診療報酬改定で「選定療養費制度」を活用した日本版「参照価格制度」が始まる見通しです。
12月8日に開催された中央社会保険医療協議会で「長期収載品(その2)」として議論されましたが、いつもは”大反対”する日本医師会がすんなり「始めることを前提に」議論を進め出したことが非常に印象的です。
技術料ではなく、「薬剤料マイナス」で今回改定を乗り越えようとする方向性が確実になってきているように思います。
さて、その参照価格制度ですが各メディアが報じている厚労省案がとても複雑です。
【参照価格制度】(イメージ)
後発品と先発医薬品の価格差を自己負担(選定療養費)とする制度
【厚労省案】
・長期収載品と後発品の薬価の差を算出
・長期収載品から「薬価の差」を引いたものに「負担割合率」(※)を掛ける
・長期収載品と上記との「差」が保険給付の対象となり、自己負担率を掛ける
・選定療養費に消費税を掛けたものと、自己負担額を足す
※負担率は「1/2」「1/3」「1/4」で検討
実際に数字を入れないと非常にわかりづらいです。(入れてもわかりづらいです)
詳細な説明は、弊社YouTubeでも動画を作ってアップする予定です。
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