薬局の救世主はDX 最新機械で作業時間の大幅短縮に成功(2022年11月17日)
「薬局の救世主はDX 最新機器で作業時間の大幅短縮に成功」
福井テレビ2022年11月17日の放送です。
医療機器だけでなく、什器の技術革新も著しく今後新たな製品が発表される中、経営者を悩ますのが導入費用と機器の大きさです。規模の大きな薬局ほど費用対効果が高く、小さな薬局では低くなります。何よりも多くの門前薬局では機器そのものが入らないという状況にあるのではないでしょうか。
先駆的に導入されている海外では箱出し調剤が主ですが、日本では一包化業務もあり現状のピッキングマシンの他、自動分包機が別途必要とワンストップ化出来ない課題を現時点で抱えています。
DXに対し「機械化」による効率化は重要ですが、その結果が「負担軽減」ではデジタイゼーション(機械化による効率化)で終わってしまいます。軽減した負担を新しい付加価値にどう転嫁(トランスフォーメーション)して行くのかが求められます。機械化は手段であり目的ではありません。コスト面の費用対効果だけではなく、しっかりとしたビジョンを掲げた投資計画が重要になります。
comments
調剤ロボットは仰るとおり、滅多やたらと導入できるモノではないですね。サイズ・価格etc... なので「ロボット」というセンセーショナルなワードに踊らされないことが必要です。ロボットメーカーの者がいうのもなんですが(笑)実は足元を見れば、従来と見た目が同じような機器でも、格段に自動化範囲が拡大している装置が静かな流行です。これだと大きさは同じ、価格はちょっと上乗せで、うまくすれば非薬剤師対応幅も広げられます!
目的は駒形さんが仰るように、機械化したその先の「業務変容」にこそありますよね。
手段は色々だと思います!