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薬局DXニュース解説

2023.11.13

コメディカルの給与が全産業平均を下回り、人材流出が問題に

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厚生労働省が中央社会保険医療協議会総会で示した資料により、医師・歯科医師・薬剤師・看護師を除く医療関係職種(コメディカル)の給与の平均は全産業平均より低く、特に看護補助者が大きく下回っている実態が明らかになった。

コメディカルの給与が全産業平均を下回ることが明らかに
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t358/202310/581769.html

日経メディカルの記事です。

コメディカル(医師・歯科医師・薬剤師・看護師を除く医療関係職種)の給与が全産業平均を下回っていることが判明しました。

全産業平均:36万1000円
コメディカルの平均:32万7000円
となっている。

これにより有効求人倍率が2〜3倍となっており、他業種への人材流出が起きています。

筆者の意見としては、給与を上げることは非常に難しいと考えています。
医療業界は他業種と違い、営業等で売上を上げることができない業種です。また医師や薬剤師、看護師の給与水準が高いため、どうしても看護職員等のコメディカルの給与を上げることが困難でもあります。

ただし、今後の医療のDX化により業務効率を改善し1人あたりの生産率の向上を図ることで給与を上げることは可能です。

いずれにせよ現在の体制のままでは難しく、DX化の促進が鍵となるでしょう。
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