【電子処方箋】医療現場の活用事例を相次ぎHPに掲載/医療DXの価値やメリット共有へ
こちらはドラビズon-lineの記事です。
https://www.dgs-on-line.com/articles/2331
【電子処方箋】医療現場の活用事例を相次ぎHPに掲載/医療DXの価値やメリット共有へ
電子処方箋システムが本格運用されることで、外来医療が大きく変わることはいう間でもありません。
厚労省は普及に向けた活用事例をホームページに追加し、現場での導入を図ろうとしています。
今回紹介された事例は4つ
〇患者さんの動線・視線を踏まえた周知広報で電子処方箋の認知度・利用率向上
〇特定健診情報を踏まえて投薬量の調整を行った事例
〇電子署名を行う際に、HPKIカードを用いない「カードレス署名」の利用
〇電子版お薬手帳でも、マイナポータルと連携して電子処方箋の処方・調剤情報を表示
なんだか的を得ていない内容に、行政自体が暗中模索にあることが分かります。
なぜ電子処方箋が普及しないのか・・・「導入医療機関が少ない」
これに尽きます。
なぜ国民はマイナ保険証を利用しないのか・・・「医療機関・薬局でアナウンスされない」
課題はココではないでしょうか。
スピード感の無い政策は、現場の緊張感を失うきっかけになります。
オンライン資格確認システムの義務化が2023年4月から始まりました。
最後の手段はやはり「電子処方箋も義務化」しかないのでしょうか。
もし私が普及担当を務めるなら
〇病院の導入補助率を100%、導入率100%を進めます
または
〇薬局での導入を100%にしてしまい、薬剤師に疑義照会・処方提案、さらなる対人業務に取り組んでもらいます
こんな施策を考えます。なぜこうなのか。
病院が導入すれば薬局での導入は必然的に進みます。
薬局での導入が100%になれば外来処方箋における調剤データ100%のリアルタイムデータが作れます。
これだけで医療は大きく変わるはずです。
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