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薬局DXニュース解説

2023.07.14

医療用AIはどこまで進化するのか?

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Google、MicrosoftやIBMなどの大手テクノロジー企業から小規模なスタートアップまで、各社がAIを医療業界に導入することを計画し研究を進めている。

Googleの医療用AIチャットボットがすでに医療機関でテストされている
ChatGPT以外にも多くの対話系AIが「医療」の視点で利用されている。
特に医療資源に乏しい途上国では有効に活用されて当然のことと思える。しかし我が国のように一応医療先進国を自負しているような国に当てはめることはたやすいことでは無い。
日本でも一部プログラム医療機器(SaMD:Software as a Medical Device)として承認されて実用化している領域(画像診断支援)もあるが、まだ限定的で、保険薬局での利用できるものはまだ無い。

一方、大学での研究はどのように進んでいるのかというと、特段実用化できる報告はあまりないが、OSCE対策に星薬科大が木村情報技術と共同で取り組んだ事例がある。
OSCE対策事例
武蔵野大学薬学部ではOSCE対策にVR技術を用いて練習に取り組むシステムを開発中であり、医療現場への実践は少し遠いゾーンのような状況のようだ。

私が利用したい薬局向けAI(もしあれば) 
1)患者情報と処方箋内容から病名予測するもの
2)医師が使う診療支援システムと同等のもの
3)感染症トレンドを検知した発注支援システム

さてどんな未来が来るか楽しみである。
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