PwC・生成AI実態調査 MR含む医療系専門職の58%「業務代替」の可能性予測「なんとなく不安」
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=74907
ミクスOnline さんの記事からです。
いま、耳にしない日がないくらいの感じがするChatGPTなる生成AI。
生成AIというのはGenerative AIのことですが、これは人間が出したオーダーに対してテキストや画像などの生成物で答える人工知能のことですね。
記事によると認知度トップは冒頭のChatGPTが断トツ、次いでBing、GPT-4とあるので、結局トップ3は全部ChatGPTだということ!(BingはGPT-4を搭載しているし、GPT-4はChatGPTの最新版ですから,2023.06.20現在)
https://openai.com/gpt-4
さて、医療職のなかで決して少なくない方が生成AIに対して「不安」と答えているようですが、私が思うに生成AIに対しては「習うより慣れよ」が一番ではないでしょうか。恐らく使ったことがないから、「なんとなく不安」だったりするのだろうと。
この生成AI、簡単に使う方法がありますね。先ほどの認知度ランキング2位だった「Bing」です。マイクロソフトのお馴染みの検索サイトですね。こちらにBing用として改良されたGPT-4が搭載されているので、普通に検索する気分で「生成AIと対話」できます。
使い込んで行けばその感触を掴めると思いますが、これはWEBの世界をひとっ掻きで泳ぎ切るアシスタントですね。実に早くて賢い!でもあくまでアシスタントとして、です!それから、しれっと「間違います」(笑)。なんなら、ツッコミを入れると「言い訳」もします(笑)。
そういう意味では、確かに人と対話している感がないわけでもないのかも知れませんが、それ以上でもそれ以下でもない、WEBの大海を泳ぐのが得意なアシスタントであることは間違いありません。ご自身が得手としている分野と、そうでない分野と両方で使ってみれば、肌感覚でわかってくると思います。
なので、結局使い方次第ですね。
医療専門職の方で、たくさんの事をパラレルで考えなくちゃいけない、事務作業に追われて時間がない、といった環境下でデータを集めて来てもらうとか、論文を探してきてもらうとか、そういった下調べとしてアシスタントに活躍してもらうのには良いのではないかと思います。知らない間に「不安」は消え失せているのではないでしょうか。いくら優秀になっても生成AIは「意思」は持っていないのですから(恐れるべきは悪用、誤用)。
追記;同じChatGPTでもBingで使うと回答を生成した「出典元」がきちんと提示されるので、自分の知識が薄い分野であっても間違いを見つけ易いと思います。
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