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薬局DXニュース解説

2025.03.19

厚労省が電子処方箋オンラインセミナーを開催

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厚生労働省が3月14日に電子処方箋に関するオンライン説明会を行いました。
その内容は厚生労働省Youtubeで確認できますので是非ご確認頂ければと思います。

令和6年度電子処方箋オンライン説明会 -令和7年度の対応について-

令和6年度電子処方箋オンライン説明会 - 令和7年度の対応について -

内容についてはこれまでの情報の整理に近い形だと思いますが、注目するポイントを一つ上げます。
以前にも取り上げた内容ですが、
電子処方箋システムの導入は「医療機関・薬局で2025年夏ごろまで概ね全てで導入」という目標を掲げていました。
それを後押しするのが医療DX推進体制整備加算であり、「電子処方箋システムの導入」(3月31日まで)の経過措置です。

DX加算の見直ししにより医科においては、導入期限の延期となっていますが、薬局では概ね8割の薬局で導入が進んでいます。

この結果から、「医療機関・薬局」という目標から「薬局」に焦点を絞り、「主要な施策目標は達成」という結果に紐づけています。

医療機関が1割程度なのに、なぜ達成と言えるのか。その答えは求める結果は「電子処方箋の発行体制」ではなく、調剤結果の登録による「重複等回避」だからです。

個人的には薬局の取組によって「医療DXは前進できる」というスライドにも思えます。

体制が整いつつあるいま、これからの課題は「活用」と「効果」です。
次回、報酬改定に向けた関心が徐々に高まってくる中、DXに何が求められるのか、そして薬局業務への落とし込みの予想が大事なのではないでしょうか。
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