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薬局DXニュース解説

2023.12.08

モビリティシステム「Standing Ovation」が事故で失われた歩行の問題を解決

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交通事故の後遺症で歩行が困難となったシェフがモビリティシステムにより再び職場復帰できるようになった。このことから考える医療現場でのDXとは。

シェフのピーター・ラマー氏はバイク事故の後遺症で歩行が困難となった。味覚や盛り付けなど料理を作るのに必要な技術は維持できていたが、多くの厨房は狭く、立って調理をするように作られている。また繁忙期は多くの注文をこなさねばならず、チームで他のシェフと協同する必要がある。

ラマー氏は再び厨房に立つために、自らモビリティシステム「Standing Ovation」を開発した。健常のシェフがいる厨房で以前のように、美味しい料理を作ることができるようになったという。
このデバイスは、脚と体幹に重要なサポートを提供し、シェフが直立したまま移動できるようにする一方で、両手を自由に使って料理の魔法をかけることができる。この画期的な補助器具は、身体への負担を軽減するだけでなく、移動に制限のあるシェフに新たな可能性をもたらします
同じく狭く立って仕事をする職場に薬局の調剤室がある。同じように歩行に困難を抱えている薬剤師もいるのではないだろうか?、こうしたテクノロジーが人間を補完する技術が本当のDXと呼べるのかも知れない。
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