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薬局DXニュース解説

2024.06.05

生活習慣病薬のOTC化についても準備に入る時が来た!

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日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会の講演で示された健保連参与の幸野庄司氏による提言。

生活習慣病は条件付きで「OTC管理」に移行を
健保連・幸野氏、医療費適正化へ改革必須
PNBの記事より

元中医協委員で現在健保連参与の幸野庄司氏が、日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会の学術大会で、医療費全体の約3分の1を占める生活習慣病について、自己管理ができて、病態も安定しているといった条件を満たす患者に対しては、薬剤師の管理の下で「特例的に医療用医薬品をOTC医薬品として処方」できるようにして、現状の長期Do処方からOTC薬による管理に移行することを訴えたという記事だ。

現在零売についても規制が厳しくなっていく方向で議論が進んでいる中、「特例的に医療用医薬品をOTC医薬品として処方」という話はぶっ飛んだ提案のように映るが、未来を見据えた在り方から見れば、十分検討に値する提案であり、幸野氏だからこそ発せられるムーンショットだと思う。

幸野氏は、生活習慣病の疾病管理は病状の継続管理、食事・運動などの指導、薬物療法が主となっており、半年以上同じ処方が繰り返されている「長期Do処方患者」は40歳以上で約半数を占めているという実体を背景に提案したものだが、果たして薬局の現場ではこうした「特例OTC」という考え方を受け入れるキャパはあるだろうか?

生活習慣病薬のOTC化の実現への道のりは考えられない程厳しい事はわかっている。時間もかかるだろう。だからこそ今からでも準備に入る時が来ているのではないか。
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