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電子処方箋まとめ

2023.03.22

06:39からスタート
厚生労働省 大臣官房企画官(医薬・生活衛生局併任)電子処方箋サービス推進室室長 伊藤 建氏

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

08:01 スライドの説明開始

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

1月26日より電子処方箋を運用開始
前回は12月に第3回説明会を実施、今回は第4回目の説明会(年度内は最後の開催)

運用状況:電子処方箋は安心してご利用いただけています

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

08:22 運用開始後の状況
対応施設数:1,271施設 (毎週金曜日に更新)
薬局で特に対応いただいており、電子処方箋開始時点の約8倍、診療所も、約6倍に増えてきている

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

09:12 3/17公表分の対応状況を地図にマッピングしたもの
黄色のところ:同一市町村内に少なくとも1カ所以上、医療機関・薬局のペアが立地しているところ
水色のところ:医療機関、あるいは薬局のいずれかが立地している都道府県
グレーのところ(1カ所):まだ電子処方箋の対応がないところ

厚生労働省としては、まず水色、グレーを黄色にしていくことに取り組む
また、現在、黄色のところに関してもペアが1つのところが大半なので、密度を高くしていくよう取り組んでいく

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

10:34 電子処方箋情報の登録状況、重複投薬のチェック状況の数字について
スライド左下 処方箋データの登録件数
14万6000件強、これには、紙の処方箋のデータを登録したものも含まれている
薬局側の登録件数が約35万件
数字のずれについて
対応する医療機関から電子処方箋が発行されても、対応していない薬局に処方箋を持っていく患者さんがおり数が少しずれる
スライド右下は重複投薬チェックの件数
総実施件数(何回実施したかの延べ回数):
医療機関26万強、薬局が94万弱で重複投薬、併用禁忌のチェックの利用がされ、重複投薬の検知件数がそれぞれ12000件、16000件、併用禁忌がそれぞれ15件、18件
数字のずれについて
これには、「対応していない医療機関」で発行された処方箋が「対応している薬局」に持ち込まれてデータが蓄積された、そのデータを元に併用禁忌が検知された事例なども含まれていると考える
この重複投薬のチェック機能が電子処方箋の大きなメリットの一つ、実際にどのような抑制が行われているか、精査を進めている

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

13:05 昨年の10月から実施しているモデル事業で実際に重複投薬チェックにかかわった医師・薬剤師100名強へのアンケート結果(実際の使用感も含めて聞いている)
どちらを見ても重複投薬を防止できた、従来把握できなかった薬剤を把握できた、という声が非常に多かった
昨年10月からの事業なので、過去のデータがまだ少ないが、そのような中でもメリットを感じたということは、非常に期待ができると考えている

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

14:09 1月26日の運用開始以降、システム面、運用面で非常に順調、停止等の大きなトラブルは発生していない
もちろん、細かな課題、事例は日々発生しているが、これまで開催した説明会やチェックシートをご覧いただければ「こういった時にはこんなエラーが出る」と紹介している
運用開始後も、モデル地域に限らず、厚生労働省、運用主体の支払基金、国保中央会、実際の医療機関、薬局と連携してトラブル事例の原因特定、修正を議論しながら進めているので、新規の問題発生は
運用開始直後:10件/週 ⇒ 現在:数件/週 に減ってきている
いずれも医療機関、薬局で新たに導入する場合の設定不備に関するものが多い
電子処方箋サービス自体は非常に安定的に運用されている

事例紹介・よくあるご意見・ご質問への解説

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

16:35 事例①紙の処方箋の発行・受付を行う時も処方箋や調剤内容の登録を行うことを知らなかった
患者自身が電子処方箋か紙の処方箋かを選択するしくみになっている
一方、患者がどちらを選んでも、医療機関・薬局がデータの登録を進めることでデータが蓄積され、それに基づいて重複投薬のチェックがかかり、リアルタイムで情報共有されていくしくみになっているので、紙の処方箋でもデータの蓄積をすることが非常に重要になってくる
近くに電子処方箋を取り扱っている医療機関がないから登録しなくても良いのではないか?という声もあるが、忘れずに登録をお願いしたい
登録していただければ、例えば、次の週に受診した医療機関でその患者のデータが見れることになるので、決して無駄にはならない

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

17:52 事例②マイナ保険証ではなく、健康保険証で受診する患者にも電子処方箋が発行できることを知らず、紙の処方箋を発行していた
健康保険証(神の保険証でも同様)の場合は、受付に行ってもらうが、受付で電子処方箋を希望してもらえば電子処方箋に対応できる
マイナンバーカードの場合は、オンライン資格確認の受付端末で本人確認をしていただくと、電子か紙かを患者自身にタッチで選んでもらうしくみになっている
健康保険証の場合にも、受付で一言「電子処方箋にしますか」と患者さんには聞いていただきたい
スライドの下に記載しているが、マイナンバーカード利用の場合には、過去の薬剤情報を参照することができるのでマイナンバーカードのご利用を呼び掛けていただきたい

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

19:21 ①②は、今、説明した部分ですが、データ登録を宜しくお願いします
③は、受付の動線の問題や、いきなり病院全体での電子処方箋の導入は難しいといった理由で導入を踏みとどまっている場合、動線の事例紹介している
また、実際にモデル事業でもあったが、病院内一律スタートではなく、診療科ごと(特に処方箋の多いところ、電子処方箋の導入意欲の高い医師がいるところ)に限定して、まずやってみることもできるのでご検討いただきたい
④は、本番環境でテストをしている施設があるが、テスト用の接続検証環境があるので、テスト環境できちんと登録できるか、処方箋を受付できるかといったテストをしていただきたい
詳しくは、ベンダーにお問合せください

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

21:00 ⑤システム改修が必要になり、改修待ちによる運用中断している施設の場合は、システムベンダーとコミュニケーションをとっていただき、早期開始をしていただけるようお願いしたい
⑥電子署名に必要なHPKIカードが届いていないために運用開始できない、といった声もいただいている
先月27日に電子処方箋推進委員会を厚生労働省で立上げ、会1回会議を実施した結果、優先的に発行する「ファストトラック」を開設し早期発効するので、ご連絡をいただきたい
一人1枚行き渡るには時間がかかる中、一人1枚ないと不安で運用開始できないという場合は、一人1枚なくても運用開始できている施設も多くあるので事例を紹介する
HPKIカードが揃わないために運用開始できないと判断される場合は、モデル事業でも行ったように、まず紙の処方箋のみ受付し、電子処方箋の運用を開始することも可能、データの登録から始めてみることも可能なので検討いただきたい
⑦ベンダーのシステム操作(煩雑・使いにくい等)については、ベンダーとよく話し合っていただき、解決しない場合には、お問合せフォーム、チャットボット等にご連絡いただきたい
ご連絡いただいた場合には、事実確認等のために照会の連絡をすることがある
支援事業者として令和4年度はアクセンチュアが実施しており、連絡が来る可能性があることだけご承知おきいtだきたい

電子処方箋の導入が加速:利用申請総数上位40市町村リスト

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

24:27 導入の見込みについて紹介
電子処方箋は医療機関・薬局単体でも処方箋のデータが蓄積されていく、そのこと自体に意味がある
一方で、ある程度、面的な形で医療機関と薬局に導入が進んでいくことが、フルに機能を発揮するために重要
昨年10月から先行的に進めているモデル事業地域では、71施設に導入され、倍増している状況
やはり地域内で対応施設が増えてくると利便性もあがってくるので、我々も面的な拡大を支援していきたい

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

25;29 こちらは利用申請施設の総数が上位40の市区町村リストで、今回初めて公開
利用申請施設とは、運用開始はしておらず、システム改修はこれから、HPKIカードの申請やベンダーとの相談は開始している施設
全国の病院、診療所、薬局の約4万件超から申請いただいているものを多い市区町村別にソートしたリストになる
もちろん、人口が多い自治体が上位に来やすいが、一方で自治体によって特色があるので、ご自身の近くの状況がどういうものか、HPで公開するのでご確認いtだきたい

大手薬局:半年以内の導入予定 約4900施設

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

27:14 日本保険薬局協会の協力のもとアンケートをとると、大手薬局の導入意欲が非常に高い結果が出ている
半年以内に導入すると回答いただいた大手薬局が約40社(約5000施設弱)あり、お住まいの地域、お勤めの地域で一気に進むので注意を払っていただきたい

JCHO全57施設は、令和5年度中に利用開始予定 公的医療機関への導入促進

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

28:14 先月、電子処方箋推進協議会において、公的病院への早期導入の働きかけを行うと申し上げているが、そのうちの一つを紹介
地域医療機能推進機構(JCOH)からは所管57施設において、令和5年度中にすべての施設で運用を開始すると回答いただいているので、特にこの57施設の近くの診療所・薬局の方には、早期の導入をお願いしたい

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

29:22 電子処方箋を導入したいが、近くに対応している医療機関・薬局がない、といった早期導入意欲の高い施設に対しては、厚生労働省も全力で支援するので連絡をしてほしい

電子処方箋の導入による好事例紹介・課題の解決

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

30:05 導入した施設の安全・安心につながる視点で実感した声がよせられている
例えば、重複の処方が自動チェックで判明したので処方の変更につながった
薬局側では、これまで来ていただいていた患者について、お薬手帳に記載の無かった薬が長期にわたって処方されていることがわかった事例が報告されている、まさにこういったところが電子処方箋導入のメリットなので、このような声をどんどん増やしていきたい

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

31:11 業務の効率化について、医療機関側の声だが、電子署名を導入し印鑑を押す必要がなくなったので作業のスリム化につながっている
薬剤師の方では、処方箋情報を手入力する事例もあるが、電子処方箋の導入でヒューマンエラーが少なくなった
電子処方箋の導入でマイナ保険証の利用も進むという期待の声もいただいている

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

32:08 システムの導入にあたり、ベンダーも非常に忙しい中、効率的に導入作業を行うため、
スライド下にある「リモート導入の準備が出来ているシステム事業者」では、サポートセンターとのやり取りでオンラインまたはリモートで改修作業が完了し、約1時間で導入作業が終わるとのこと
モデル事業の場合でも1~2時間でシステム改修自体は終わるといった声がほとんどなので、実際の負担はそれほどでもない

HPKIカードレス署名 対応状況

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

33:15 電子署名のしくみで、カードレスも今回導入している
物理的なHPKIカード等を必要としない、スマートフォンなどでPIN入力することで自動的に署名ができるしくみになっている
スライド右下にあるように、現時点でもカードレス署名の改修に対応可能なシステム事業者もある、順次拡大していく予定で厚生労働省からも早期の対応をお願いしている
実際、今月中に日本海総合病院ではカードレス署名を開始する予定

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

34:15 先ほどもHPKIカードが届かないといった話を紹介したが、「ファストトラック窓口」を今準備しているので、詳細については後日、周知させていただく
基本的には運用開始間近の方に限定しまして、必要最低限の枚数を早期にお届けするというしくみになっているので、ぜひ、活用いただきたい

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

34:50 先ほど課題のところで少し言及したが、まず紙の処方箋で対応を開始するやり方もある
運用開始日を入力している1271施設では、基本的に、電子か紙かは患者が選べるしくみで対応できる施設をさしているが、一方で、紙の処方箋のみを発行して、その処方箋データを登録する運用の仕方もあるので、ぜひご検討いただきたい

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

35:31 システム改修に対応可能なベンダーは、定期的に更新して公表している
現時点では26社対応可能、詳細はホームページで確認

医療DX推進:医療情報プラットフォーム・電子お薬手帳アプリとの連携

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

36:16 ここからは、電子処方箋を含めた医療DX全体の話を紹介
昨年秋から、岸田総理大臣を本部長とする医療DX推進本部を開催
2030年ごろを念頭に置いて、医療DXの工程表の策定にあたっている
先日、幹事会を開催し、基本的な考え方は示しており、現在はパブリックコメントの期間なので、関心のある方はぜひご覧いただきたい
今回のコロナを踏まえた危機対応の観点からも医療DXの必要性は高まっていると考えており、電子処方箋導入がこういった様々な医療DXの第一歩と考えているので、ご理解・ご協力を賜りたい
具体的な中身はスライド右下の先日中間とりまとめをした
・マイナンバーカード健康保険証の一体化 をしっかり進める
・全国医療情報プラットフォームの構築
こちらについては、電子処方箋の情報に加えて、今後、電子カルテ、介護、自治体が有する情報についても共有できるしくみを構築
・診療報酬改定DX
これは、2年毎に行われる改定時のベンダーの負担を軽減していく観点から共通算定モジュールを作っていくもの

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

38:15 全国医療情報プラットフォームでは、様々な主体が持っている医療・介護・健康の情報をつなぎ、マイナポータルで一元的に見られるしくみを作っていく
電子処方箋は、この中に含まれ、ここで見られる情報が増えていくことになっている

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

38:55 電子版お薬手帳の取組みも進めている
電子処方箋の情報と連携する形で電子版お薬手帳のアプリも活用いただき、マイナポータルと連携することで、さらに利便性を上げていきたい

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

39:27 具体的には、マイナポータルとAPI連携を進め、電子処方箋関連情報も一緒に見られるようにする
OTCの医薬品情報やウェアラブル端末で出てくるような血圧等の情報も統合するような形で一元管理可能し、患者自身でセルフメディケーションを進めてもらうような取り組みとなっている
厚生労働省からもアプリ事業者に対して早期の対応を働きかけている

HPKIカード6月まで補助期限延長:補助額最大2750円

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

40:42 HPKIカードについては、令和4年度補正予算22億円で最大5500円の支援を実施
申請期限3月31日迄で行っているが、現在、非常に多くの申請をいただいているため、令和5年度も引き続き補助を行っていく
具体的には、スライド右側の表参照
補助期限:令和5年4月1日~6月30日までに認証局にて受理されたもの
補助率:最大2750円(令和4年度より低い補助率になる)
お早めに認証局への申請をお願いしたい

よくある質問

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

41:53 患者さんにはどのように電子処方箋に対応する施設を知ってもらえばよいか
対応施設は、厚生労働省HPにも載っているが、民間にCSVでデータを開放して「病院いつどこマップ」「EPARKくすりの窓口」等、多数の民間の検索サイトで近くの対応施設が検索できるしくみになっている
その他、患者向け文書としてQRコードも掲載しているので活用いただきたい

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

42:42 電子処方箋を選択した患者が処方内容(控え)を紛失した場合でも調剤でるか
マイナンバーカードで受付を行う場合は、基本的に引き換え番号は必要ないので、本人確認をすれば調剤対象の処方箋を抽出できるので調剤可能
健康保険証で受付を行う場合は、引き換え番号・被保険者番号が必要になるので、患者が控えてない場合には受診医療機関に問い合わせていただく必要がある

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

43:44 電子処方箋を導入しましたが、電子処方箋管理サービスに接続できません
運用開始日を入力する前に、利用申請をする必要があるので忘れず申請いただきたい
端末の設定がなされているか、適切なバージョンになっているか、環境設定が適切になされているかを確認し、解決しない場合はシステム事業者へ問い合わせを

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

厚生労働省 伊藤氏の説明が終わり、質疑応答タイムに

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

社会保険診療報酬支払基金情報化企画部ハシモト推進役

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

国民健康保険中央会番号制度対策本部ナガイ課長

質疑応答

患者が複数の診療科を受診する場合、HPKIカードを持っている医師は電子処方箋、持っていない医師は紙の処方箋を同日に発行することは許容されますか?

HPKIカードがまだ全員に行き渡っていない状況もあるので、HPKIカードを持っている場合は電子処方箋、持っていない場合は紙の処方箋で分けてもらって構わない

薬局で処方鑑査と薬剤の交付、服薬指導を行う人が異なる場合がある
誰が電子署名するのが正しいのか

紙の処方箋と電子処方箋の運用の考え方は同じ、したがって、紙の処方箋の時と同じことをしてもらえばよい
基本的には責任を持つ方が電子署名を付す

電子処方箋は義務化の方針か?もし義務化の方針なら目安の時期を教えてほしい

義務化の質問は多いが、オンライン資格確認のように療担規則に書いてあるものではないので、そういった意味での義務化は無い
一方、2025年3月までに概ねすべての医療機関・薬局に導入することは昨年閣議決定されているので、政府方針ということで厚生労働省としては、しっかりと普及に取り組んでいく

電子処方箋の導入見積に対応できない事業者が多いと思うが、どのように対処するのか

先ほども紹介したが、対応可能なベンダーリストを随時更新している
厚生労働省から個別に照会することもできる
まだすべてのベンダーから回答をもらっていないので、そういった事業者に働きかけをしていく

来院の度に、マイナンバーカードまたは健康保険証による資格確認が必要になるのでしょうか

患者さんが来院の度にマイナンバーカードを保険証として持参し、端末で本人を確認していただくことになる

導入費用が補助金で設定している事業額上限をかなり超えてしまうため、躊躇している
補助金の増額の予定はないのか?

この質問も多くいただいているが、そのような場合は個別にご連絡いただければ、事実関係も含めて我々よりベンダーにアプローチさせていただく
今回の補助金上限額は、事前に主だったベンダーからいただいた額を踏まえて設定している

患者がマイナンバーカードを利用する場合、過去の処方内容が確認できるとのことだが、直近の処方内容も確認できるのか

マイナンバーカードを利用する場合、医療機関から登録された処方情報、薬局から登録された調剤情報について、直近のものも参照できる

HPKIファストトラックに関する質問:申請対象や一括申請について

HPKIファストトラックの利用に関し、申請対象となる条件を全て満たしている必要があるのか?

資料25ページに3つの条件を書いてあるが、全てを満たしている方のみが、ファストトラックの申請対象となる

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

HPKIファストトラックの申請について、一括申請も可能か

一度に複数枚のHPKIカードの優先発行を申請する場合においても、一括で申請できるしくみを設けることを検討している

HPKIファストトラック窓口に申請した場合、どの程度でHPKIカードが発行されるのか

HPKIファストトラック窓口の運用詳細については、現在調整中。認証局・厚生労働省と調整し、可能な限り早期に発効したいと考えている

調剤内容のフィードバックをしなかった場合、罰則はあるのか?

調剤内容のフィードバックをしなかった場合の罰則はないが、フィードバック情報は医師・患者にとっても有用であるので、できるだけご協力をお願いしたい

電子処方箋管理サービスに登録された情報は、いつから重複投薬、併用禁忌のチェックができるのか?
例えば4月1日に内科、4月2日に整形外科を受診した場合、4月2日の整形外科受診時には4月1日の内科の処方箋との重複投薬等のチェックはできるのか?

電子処方箋管理サービスに登録された時点から重複投薬等チェックに利用が可能となるので、ご質問の場合には、チェックが可能となる

電子処方箋管理サービスがリフィル処方箋に対応する時期は?

電子処方箋管理サービスがリフィル処方箋に対応する時期を教えてほしい

リフィル処方箋は現状のシステムでは非対応で、紙の処方箋での運用をお願いしている
ただし、現在、電子処方箋でも運用できるよう検討を進めている
現時点では時期は未定だが、出来るだけ早期に対応できるよう検討を進めていく

HPKIカードは取得済だが、システム事業者から連絡がないため、作業が進まない
事業者は、オンライン資格確認の作業に追われていて電子処方箋に手が回っていないのではないか?

ベンダーの対応可能状況については、先ほどの資料にもある通り公表している
オンライン資格確認の導入経過措置が9月末まであるので、一部の事業者では対応に追われていて、電子処方箋の導入まで手が回らないケースがあるようにきいている
非常にお待たせして申し訳ないが、リモート改修を含めてベンダーにご相談いただければと思う

システム事業者の負荷が高いとのことだが、そのような状況で進めるのは難しいのではないか?実際にオンライン資格確認の対応で一杯だと聞いている

ベンダーの負荷が高いのは、オンライン資格確認の導入対応があるということもあるが、一方で対応可能なベンダーもある
ご相談いただいているベンダーが、今は対応が難しいようであれば、少しお待ちいただくか、リモートでの導入ができないか等をご相談いただければと考えている

HPKIカード・カードレス署名についての質問

HPKIカードレス署名の話があったが、ベンダーが徐々に対応するのであれば、HPKIカードの申請を今、無理にすることはないのではないかと考えているがいかがでしょうか?

カードレスのしくみは、HPKIの認証のしくみを使っている
したがって、今、HPKIカードを申請いただいている方は、カードとカードレスのID、パスワードの両方が送られてくる
いずれにしても、カードレスを使う場合、HPKIカードの申請は必要となる

紙での処方箋を電子データとして登録するとあったが、医師が事前に必ずデータ入力するのか?

質問については、認識の通り
医療機関側では、電子カルテを入力などを行うことにより、電子処方箋用のデータを自動で作成できるしくみとなっている

引用元: 厚生労働省 はじまってます!今こそ導入、電子処方箋

■よくあるお問い合わせ(FAQ)
過去いただいたご質問については以下のページでも回答しておりますので、
あわせてご確認ください。
https://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0010024&sys_kb_id=b30fcbe31bbca510861311bb234bcb75&spa=1

■参加後アンケート(回答期限: 2023年3月24日)
説明会参加後のアンケートにも是非ご協力ください。
https://forms.gle/aoVu3LgxTvUFiqxr7

■第4回説明会 はじまってます!今こそ導入 電子処方箋
アーカイブ動画 https://www.youtube.com/watch?v=t2AUoQm_6aY
資料ダウンロード https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001075064.pdf

■過去の説明会動画やその他の電子処方箋関連リンク
これまでのオンライン説明会は以下からご覧いただけます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/denshishohousen.html
・第1回(2022年7月25日)
・第2回(2022年10月17日)
・第3回(2022年12月23日)
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