【熊大薬学部/熊本県薬】デジタル聴診器活用へ連携‐薬学教育、薬剤師研修で協定
デジタル聴診器は、既存の聴診器と比較して、心音、呼吸音、腸音が聴き取りやすく、聴取した音をデジタルデータとして保存し、共有できることもあり、教育や研究にも応用し易い。
本記事で着目しているのは、エビデンスを構築し、学部教育や薬剤師の研修に落とし込んでいくという点にある。
昨今、医師のタスクシフトについて、議論がされているが、エビデンスの構築がなく、学部教育に組み込まれていない手技をいきなり薬剤師が臨床で使うことには違和感がありました。
時間はかかっても、しっかりと学部教育に落とし込んで、エビデンスを構築することが重要であることは言うまでもありません。
今回は、聴診器ということですが、ワクチン接種やその他の手技についても、同様のモデルが構築されると考えています。
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