日本IBM、仮想空間で患者と面会 順天堂大とアプリ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC276GS0X20C23A7000000/
日本経済新聞の記事です。
DX化の進化により、ついにメタバース空間で面会ができるアプリが登場しました。
筆者としては「いつか出るだろう」「出たら需要はあるだろう」と思っていた分野です。
さまざまなメリットがありますが、筆者が考えるメリットは以下の通りです。
・感染リスクの軽減
現実の病院では、感染症のリスクがあるため、入院患者への面会が制限されることがあります。一方、メタバース空間では物理的な接触がないため、感染リスクが軽減されます。
・遠隔地からの面会が可能
入院患者が遠隔地にいる場合でも、メタバース空間を利用すれば、家族や友人などがリアルタイムで面会することができます。距離を超えたコミュニケーションが可能となります。
・身体的制約の克服
入院患者が体力的な制約や移動が難しい場合でも、仮想空間であれば、アバターを操作して容易に面会できます。
・リラックスした環境
現実の病室や病院の雰囲気は落ち着かないことがありますが、メタバース空間では環境を自由に設定できます。入院患者がリラックスした環境で面会できることがあり、かつ家族や友人との面会は精神的なサポートとなります。メタバース空間での面会は、そのような精神的なサポートを提供する手段となります。
まだまだ認知度やセキュリティ面での課題は多くあるかと思いますが、遠隔にいながらぬくもりを感じられるような社会になっていければと切に思います。
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