アインが「さくら薬局」買収 再編迫る報酬改定、ドラッグストア有利
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC217XW0R20C25A5000000/
ちょっとここ1年を振りかえってみます。
2024年2月 スギHDによるI&Hグループの買収が発表
日経新聞 スギHD、調剤薬局I&Hを買収
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD277VQ0X20C24A2000000/
この買収によりスギ薬局の調剤売上トップグループ入りした果たしましたが、
2025年4月 ウェルシアHD・ツルハHD 25年12月に経営統合へ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC209HK0Q5A520C2000000/
スギHDがドラッグストアにおける調剤売上トップの座も束の間。当初2027年としていたウェルシアHDとツルハHDの経営統合をw年前倒しし、12月に行うことを株主総会で可決。
これにより、売上高2兆3000億円となるドラッグストアが誕生。店舗数は5,600店舗(非調剤含む)を超え、調剤売上は4000億円強となる見込みで、調剤売上トップになると思われたが・・・
2025年5月 アインHDがクラフトの買収を発表
買収によりアインHDの調剤売り上げは5000億円強になる見込みで、調剤売上トップの座を奪還。
目まぐるしく市場が変化しています。
企業規模が大きくなることで様々な効率化が予想され、収益の改善も見込めます。
そこで気になるのが、現在の調剤報酬「調剤基本料」です。規模に応じた報酬区分が設定されていますが、その基準は「300店舗」となっています。昨今のM&Aで300店舗を超える企業が多くなってきた中、1000店舗、2000店舗というメガチェーンに対し、これからの報酬設計はどうなっていくのでしょうか?そんな新たな課題が出てきたように感じます。
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