イギリスの大手スーパーマーケットのMorrisonsは2022年8月、Private Brand商品としてカーボンニュートラルの卵「Planet Friendly Eggs」を発売しました。2023年中に全店舗で販売する予定です。
売価は1個30ペンス（約48円）、6個入りパック1.5ポンド（約241円）ということで物価を考慮するとさほど高くはありません。
ニワトリの飼料となる穀物が生産・運搬過程で排出するCO2が卵生産の85％以上を占めるということで、ニワトリのエサに、店頭で売れ残ったベーカリーや果物、野菜などの食品廃棄物を食べて育った昆虫を与えることでカーボンニュートラルを実現したとのことです。
卵は一般に、他の動物性タンパク質よりも環境への影響が大幅に少なく、栄養価が高いことで知られていますが、その卵でさらに環境負荷の少ない取り組みをしたということで、まさにMorrisonsの「Brand」となる商品です。
薬局においても、カーボンニュートラルが話題になる時期がくるでしょうから、今から自社のBrandは何を目指すのかは考えておいた方がよいでしょう。
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