こちらはPHARMACY NEWS BREAKの記事です。
https://pnb.jiho.jp/article/232642
企業向け処方薬デリバリーサービスを共同開発 -ツルハ、加賀電子、くすりの窓口の3社-
記事の内容はこちらでも確認できます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000100390.html
「医薬品ロッカー」と「処方箋ポスト」、そして「オンライン服薬指導」を活用し、処方箋を獲得していく仕組みです。
つい最近、近畿鉄道と薬局が提携し、「処方箋薬受取ロッカー」という仕組みを構築し、大阪府「阿部野橋駅」に「処方箋ロッカー」+「処方箋ポスト」を置いたことが業界を賑わせました。
【近畿日本鉄道 × GOODAID 大阪阿部野橋駅に「処方せん薬受取ロッカー」を 設置します】
https://www.atpress.ne.jp/news/368203
今回は同様の仕組みを、ヒトが集まるオフィスビルに置くという取り組みです。
処方箋はヒトが集まるところに存在し、そのような場所に出店をするか、処方箋を受け取る仕組みを作ることは戦略の一つと考えられます。
ただし、その方法論が適切化どうかがこれまで、曖昧になっていたように感じます。
さきの大阪の件では、許可における合法性・適切性について管轄の保険所に直接話を伺い、担当の方と意見交換をしたことがあります。
(内容は記載できませんが、非常に濃い情報交換をさせて頂きました)
処方箋送信、オンライン服薬指導に関するルールはまだまだ整備段階だと考えています。
一つの許可の事例が出ると、その流れを止めることは「不採算で撤退」しかないのがいまの現状です。
こういった動きが、国のビジョンや日本薬剤師会の描く「薬局像」にどういった影響を与えるのか。
今後の動向を注目していきたいと思います。
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