複数のウェアラブルデバイスや医療機器の機種選択の幅が広がり、臨床研究に必要な医療機器との比較検証(バリデーション)事例も拡大している。テックドクターでは、『Google Pixel WatchとFitbitのデータ比較』を行った結果を公開している。
【Data Validation】 Google Pixel WatchとFitbit(心拍数編)
ウェアラブル端末を利用することで、従来の医療機関に受診した際の「点のデータ」に加えて、非侵襲的に日常生活における「線のデータ」が取得可能である。このように医療機関へのアクセス時以外の日常生活の運動、食事、睡眠、心拍などの様々なデータを取得することで、個別化医療を実現することが可能となる。
しかし、Amazon、楽天市場などのECサイト、家電量販店でも、様々なウェラブルデバイスが販売されており、デバイス毎でデータの信頼性にも差があることは言うまでもない。
今回、紹介させて頂きた記事。そして、2機種ではあるが、FitbitとGoogle Pixel Watchのデータを比較している取り組みは、大変興味深い。
医療DXを推進するうえで、ウェラブルデバイスのデータの信頼確保は必須であるため、制度設計も含めて今後の動向に注視していきたい。
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