がん患者さんの毎日を支えるアプリ「ribbons」のクラウドファンディング開始　薬剤師が開発

株式会社Ribbons Baseは、がん患者さんの毎日を支える”治療日記でつながる” スマートフォンアプリ「ribbons」開発のためのクラウドファンディングをREADYFORにて開始した。

がん患者さんの毎日を支える “治療日記でつながる” アプリ「ribbons」開発のクラウドファンディングが開始
via がん患者さんの毎日を支える “治療日記でつながる” アプリ「ribbons」開発のクラウドファンディングが開始｜株式会社Ribbons Baseのプレスリリース

開発中の“治療日記でつながる” アプリ「ribbons」の3つの特徴は以下の通りです。

１．薬剤師が開発するアプリ。このアプリ１つでがん治療薬の副作用を一括管理、助言機能もある。
２．同じ境遇の患者さんの治療日記が読めることで孤独を解消、みんなとつながる安心感を提供
３．患者さん目線の機能や家族や医療機関との共有機能で日々の治療をトータルサポート
via PR TIMES

株式会社Ribbons Baseは、がん患者さんの毎日を支える”治療日記でつながる” スマートフォンアプリ「ribbons」開発のためのクラウドファンディングをREADYFORにて開始。

【URL】https://readyfor.jp/projects/ribbons

目標金額の1,000,000円を目指すとのことだ。

今回開発されているアプリ「ribbons」は、その特徴としてもあげられているように、「同じ境遇の患者さんの治療日記が読めることで孤独を解消、みんなとつながる安心感」という患者コミュニティの形成が新しい価値であると考えている。

薬剤師が開発しているアプリと聞くと、治療や副作用にばかり目が行きがちなのか？と考えるが、本アプリは患者の孤独感や安心感に着目している。
本アプリの活用により、がん治療の「精神的苦痛」「社会的苦痛」「スピリチュアルな苦痛」の軽減に繋がることを期待したい。

そして、薬剤師が開発しているということで、リリース後のエビデンスについても検討してもらい、他の疾患への横展開にも大いに期待している。

writer profile

土井信幸

高崎健康福祉大学　薬学部　地域医療薬学研究室
教授

【研究】
研究は地域医療をテーマをテーマに行っており、最近ではPharma Tech（薬局に特化した医療ICT）の社会実装に興味がある。

【教育】
薬学と社会、薬事関連法規など、社会と薬剤師のつながりや政策に関する科目を担当している。今後は、医療ICTの利活用やICTリテラシー教育にも取り組んで行きたいと考えている。
また、薬剤師のキャリア形成についても取り組んでいる。

【社会活動】
日本社会薬学会　代議員
日本アプライドセラピューティクス学会　理事
日本腎臓病薬物療法学会　代議員
群馬腎と薬剤研究会　副会長
抗HIV薬のスマートな応需（smART応需）　幹事　他

https://researchmap.jp/doi-nobuyuki http://smart-oju.kenkyuukai.jp/about/ http://gunma-jinyaku.kenkyuukai.jp/about/index.asp?

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