小学生でスマホデビュー　業務中携帯禁止のルールを見直しを考える

親しくさせて頂いている薬剤師の知人で「うちは業務中携帯持ち込み禁止で、安否確認応答が出来ません」との連絡を頂いたことがあります。これはちょっとやりすぎな感じがしていて、実際に錠剤の端数の計算や腎機能の計算とかもスマホのアプリを使えば便利なことも多いですね。記事内の小学生の学習の話にもあるように動画やアプリも大きな影響を与えていて、なんでも禁止とか時間制限というのも理屈に合わなくなってきているのも事実です。そこで私から薬局内でスマホ・タブレット使用に関する提案を次に３つのポイントで書いてみたので示します。

１　個人的なＳＮＳ使用などは業務時間内自粛だが、緊急の連絡・返信は可能とする
２　業務関連アプリ　調剤支援機能・添付文書や通知の確認・病名検索などは適宜使用可能
３　吸入や自己注射など患者説明動画やタブレットの使用可能だがセキュリティ対策を万全に

電子処方箋やオンライン資格確認などいろいろ機能が付加されていく流れで、薬局もサイバー攻撃の対象になる可能性もあります。システムダウンなど対策も見据えて取り組んでいきましょう。