こちらは2023年1月23日 日本経済新聞 (有料会員限定)の記事です
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67796840T20C23A1NN1000/
電子処方箋、資格取得１割のみ 医師・薬剤師-26日スタート -医療ネット完結に壁-
12月末時点で電子署名に必要な「HPKIカード(資格確認)」の薬局薬剤師の取得が1.4万枚、薬局薬剤師の7.5％だったということです。
第1段階として「管理薬剤師のみ」、第2段階「1薬局2枚」というのが2022年末の状況だったと思います。12月中には「全薬剤師を対象」と段階的に変わってきましたが、急を要する話でもないので、様子見の方も多かったように感じます。
この1.4万枚(7.6％)という数字が「多いのか」「少ないのか」、この判断は難しいところではありますが、運用開始は1月末であり、12月中旬から1月にかけて申請している方も多くいることを考えると、決して悪い数字ではないように思います。
「数が少ない」ということに対する「問題提起」があるのかも、しれませんが大前提である「オンライン資格確認・電子処方箋システム」の導入が停滞しているので、ＨＰＫＩカードの取得には地域差が出てくるものです。
医療機関が導入しなくては始まらない、ベンダー対応が進まなければ始められない、価格の折り合いがつかなくては入れられない。と「ない、ない、ない」がいま続いています。
そんな状況です。電子処方箋の対応は大前提ですが、ゆっくり、マイペースで対応を一個一個着実に進めていけばいいのではないでしょうか？
ただし、いまはこうでも、1年後には〇％という明確な目標と施策は業界団体に出してほしいものですね。
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